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保険会社による先進医療特約の違い
どの医療保険でも先進医療特約は技術料(=治療費)の実費がもらえるのは変わらないのですが、保険会社によって微妙に保障内容が違います。
給付金額の上限
先進医療特約の給付金の上限の金額が医療保険によって違います。
下記のいずれかです。
●2,000万円
●1,000万円
現在はほとんどの医療保険が2,000万円です。
*新キュア(オリックス)は先進医療の給付金の上限が2,000万円です。
*↓画像をクリックするとパンフレットに移ります。P4。
保険期間
保険会社によって先進医療特約の保険期間が違います。
●保険期間:終身
●保険期間:10年
現在、主流の医療保険はどれも保険期間が終身です。要するに「加入した時の保障が一生涯続き、その間、掛金も変わらない」という仕組みです。
ただ保険会社によっては先進医療特約の保険期間が、主契約と同じ終身、先進医療特約のみ保険期間が10年間の2つに分けられます。
先進医療特約の保険期間が終身であれば加入している限り掛金は上がりません。
ただし、先進医療特約の保険期間が10年の医療保険は10年後に掛金が上がる可能性があります。
なぜ先進医療特約のみ保険期間が10年の医療保険があるのかというと、今後先進医療の数が増える可能性があるからです。
そのため、一応10年で区切って10年後に掛金が見直しが出来るようにしたのです。ただ、今のところ先進医療特約のみ保険期間が10年の医療保険も掛金は変わらないとは言われていますが、将来的には分かりません。
ただ、元々の先進医療特約の掛金がどの医療保険も100円前後位なので上がるとしても数10円位だと思われます。ですからさほど気にしなくても良いのかなとは思いますが。
*セルフガード60(アクサ)は先進医療特約の保険期間が終身です。
*↓画像をクリックするとパンフレットに移ります。P3、P4。
*メディカルキットR(あんしん)は先進医療特約の保険期間が10年間です。
*↓画像をクリックするとパンフレットに移ります。P9。
一時金
先進医療特約は技術料(=治療費)の実費が保障されますが、実際に先進医療を受けると技術料以外にもかかる費用が考えられます。
例えば交通費。先進医療が受けられる病院は全国どこにでもある訳ではありません。
厚生労働省の指定を受けていなければならず、遠方まで行かなければいけない場合もあります。
と言うことは、飛行機や新幹線などの交通費、さらに宿泊費もかかることもあります。
そのための費用として5万円〜15万円程度の一時金がもらえる医療保険もあります。
中には三井住友海上あいおいのように交通費・宿泊費の実費がもらえる(上限金額あり)保険会社もあります。
*新キュア(オリックス)は先進医療の技術料のみです。
*↓画像をクリックするとパンフレットに移ります。P4。
*新医療保険A(エース)は先進医療の技術料以外にも交通費・宿泊費ももらえます。
*↓画像をクリックするとパンフレットに移ります。P1。
<管理人からの一言>
先進医療特約は保険会社によって多少差があります。ただ、基本的にはどの保険会社も技術料は保障されているので、他社と比べて決めなくても良いでしょう。
それより、先進医療特約以外の特徴を他社と比べて検討した方が良いと言われています。
保険会社別の先進医療特約
|
保険期間 |
技術料以外の 保障内容
|
アクサ
|
終身 |
一時金 15万円 |
アフラック
|
10年 |
なし |
AIG富士
|
終身 |
なし |
オリックス
|
終身 |
なし |
損保ジャパン日本興亜ひまわり
|
終身 |
なし |
東京海上日動あんしん
|
10年 |
なし |
マニュライフ
|
10年 |
一時金 5万円 |
三井住友海上あいおい
|
終身 |
交通費・宿泊費 (上限あり) |
メットライフ
|
10年 |
一時金 5万円 |